最終更新:2006.04.12
 
電算記号:Mi

昭和61/1986年3月から製造された南大阪線用のアルミ車体のVVVF制御車。京都線3200系に続いて誕生し、正面貫通式の標準車体ではこの6400系が他線区にさきがけて誕生した。奈良・京都線以外の車両も車体袖を絞った2800mm幅の車体となり、3200系と同様にツートン塗装を採用した。
 VVVF制御装置は3200系とは異なり日立製を採用し、以後標準軌線の1220・1230系も同社製を使用している。狭軌の南大阪専用車両は主電動機の関係から従来、車輪軽が大きかったが、本シリーズでは標準の860mmとなっている。
 増備の6407系は台車変更、6413系は車体の共通仕様化による変更、6419系は補助電源のSIV化、6422系は抑速制動付きでボルスタレス台車化、6432系はワンマン仕様化と変更を受けて平成8/1996年1月まで製造されたが、いずれも2連で基本性能には変更ない。

   
南大阪線初のVVVFインバータ搭載車、6400系Mi01。       6400系として最後の増備車となった6432系Mi33。重連
                                         【2003.12.31 大阪阿部野橋】   を組む相手は6432系Mi32。          【2005.05.12 二上山】

   
御所〜尺土間でワンマン運転を行う6432系Mi29とMi      6400系が4重連を組むシーンは朝ラッシュの名物。
26堰BMi22〜Mi29は元々6422系として製造されたが、                                                   【2003.10.09 河内天美】
後に製造されたワンマン運転対応の6432系Mi32・Mi33
と同等の改造を受けた為、6432系に編入された。その為、
編成番号と形式が一致しない。     【2006.02.15 近鉄新庄】


《主制御装置》


各VVVFインバータ制御装置。順に、
   6400系用VF-HR-108
   奄U407系〜6419系用VF-HR-114
   6422系・6432系用VF-HR-114A
 で形式こそ異なるが、基本性能は変わらない。ただ写真でも
 わかるように、僅かに外観や実装位置が異なる。
  Mi30+Mi17+MT26起動音/00:32/267KB/河内松原
  Mi32起動音/00:31/264KB/河内松原〜



《補助電源装置》

6400系〜6413系用補助電源装置、MG/HG77463。MG制御装置とMG発電機本体堰B出力は70kW。

   
6419系用補助電源装置、SIV/BS483Q。                      6422系・6432系用補助電源装置、SIV/INV094。
出力は70kW。                                                               出力は同じく70kW。


《集電装置》

私鉄の標準とも言える下枠交差式パンタグラフ、PT-48。


《台車》

6407系用台車KD-98(軸距2100mm)と、6422系・6432系用台車KD-305(軸距2200mm)堰Bこの他に、6400
系用台車KD-94(軸距2150mm)、6413系用台車KD-98Bなどがあるが、KD-94の軸距変更がKD-98、車体高違
いによる変更がKD-98B、ボルスタレス台車化がKD-305となっている。主電動機はMB-5020A(155kW)。


平成17/2005年4月に定期検査を終えたMi22/ク6522
の台車KD-305Aには6400系列には初の増粘着材噴射装
置が装備された。


《電動空気圧縮装置》

近鉄2連編成用CP、HS-10とアフタークーラー。
ク6500形の大阪阿部野橋方向かって右に実装される。


《転落防止幌》

ワンマン運転対応の6432系Mi22〜Mi26に取り付けられた転落防止幌(写真)は幌
座が車体色のマルーン&ホワイトに塗装されているが。Mi27〜Mi29、Mi32、Mi33は
幌座がグレーである(写真堰j。


《空調装置》

ユニット式(集約分散型)クーラー・CU−19E。近鉄グルー
プ全体で標準の空調装置。クーラーキセがTc車・Mc車共通
で4台分連続したスタイルは標準軌線用1220系などと同じ
である。


《その他》

1次車であるMi01、Mi02は車側灯下の故障通報灯が無い。

   
標準車体Mi14と、初期車体Mi04堰B裾の長さの違いが   標準車体Mi28と、初期車体Mi01堰Bプラットホームを
よくわかる。                               【2003.08.19 河内松原】    基準に、やはり裾の長さの違いがわかる。



パンタグラフ下のヒューズボックスの違い。が6400系Mi01/Mi02、奄ェ6400系Mi03〜・6419系で、先行
試作車的な意味合いを持つ1次車と2次車以降ではヒューズボックスの形状や、配管止めのガイシの配置が異なる。
また、が6422系・6432系で、このとき同時に製造された標準軌線用1020系や6620系などの4〜6連用共通
車体化の影響が見えており、左のヒューズボックス台座に、4〜6連用母線引き通し用のヒューズボックスが設置される。
奄ェ6620系モ6620形での例。

 《諸元表・編成表(6400系〜6419系)
形式

6400系:Mi01〜Mi06
6407系:Mi07〜Mi12
6413系:Mi13〜Mi18
6419系:Mi19〜Mi21

モ6400
モ6407
モ6413
モ6419

ク6500
ク6507
ク6513
ク6519
定員(座席定員) 136(52) (Mi01〜Mi12)
149(52) (Mi13〜Mi21)
136(52) (Mi01〜Mi12)
149(52) (Mi13〜Mi21)
自重 37.0t 31.0t
車体サイズ
[長さ×幅×高さ]
20,720×2,800×4,150 20,720×2,800×4,040
制動装置 電磁直通空気ブレーキ
HSC−R
電磁直通空気ブレーキ
HSC
制御装置
(製造/制御形態)
GTO方式VVVFインバータ
VF−HR−108
(日立製/1C4M制御)
(Mi01〜Mi05)

VF−HR−114
(日立製/1C4M制御)
(Mi06〜Mi21)
集電装置 下枠交差式パンタグラフ
PT−48 2基
主電動機
(製造/出力)
三相かご形誘導電動機
MB−5020A
(三菱製/155kW)
駆動方式
(歯車比)
NW継手平行カルダン式
(16:101)
補助電源装置
(出力)
MG発電機
HG−77463(70kW)
(Mi01〜Mi18)

静止型インバータ
BS−483Q(70kW)
(Mi19〜Mi21)
電動空気圧縮装置
(圧縮能力)
消音型レシプロ式
HS−10
(1000L/min)
台車 シュリーレン式空気バネ台車
KD−94 (Mi01〜Mi06)
KD−98 (Mi07〜Mi12)
KD−98B (Mi13〜Mi21)
KD−94A (Mi01〜Mi06)
KD−98A (Mi07〜Mi12)
KD−98C (Mi13〜Mi21)
空調装置
(製造/出力)
屋根置き形ユニット方式
CU-19E (三菱製/10500kcal/h)
4台/両
編成番号
モ6400

ク6500
6400系 Mi01 6401 6501
Mi02 6402 6502
Mi03 6403 6503
Mi04 6404 6504
Mi05 6405 6505
Mi06 6406 6506

モ6407

ク6507
6407系 Mi07 6407 6507
Mi08 6408 6508
Mi09 6409 6509
Mi10 6410 6510
Mi11 6411 6511
Mi12 6412 6512

モ6413

ク6513
6413系 Mi13 6413 6513
Mi14 6414 6514
Mi15 6415 6515
Mi16 6416 6516
Mi17 6417 6517
Mi18 6418 6518

モ6419

ク6519
6419系 Mi19 6419 6519
Mi20 6420 6520
Mi21 6421 6521
 《諸元表・編成表(6422系〜6432系)
形式

6422系:Mi30〜Mi31
6432系:Mi22〜Mi29
     :Mi32,Mi33

モ6422
モ6432

ク6522
ク6532
定員(座席定員) 149(52) 149(52)
自重 35.0t 29.Ot
車体サイズ
[長さ×幅×高さ]
20,720×2,800×4,150 20,720×2,800×4,040
制動装置 電磁直通空気ブレーキ
HSC−R
電磁直通空気ブレーキ
HSC
制御装置
(製造/制御形態)
GTO方式VVVFインバータ
VF−HR−114A
(日立製/1C4M制御)
集電装置 下枠交差式パンタグラフ
PT−48 2基
主電動機
(製造/出力)
三相かご形誘導電動機
MB−5020A
(三菱製/155kW)
駆動方式
(歯車比)
NW継手平行カルダン式
(16:101)
補助電源装置
(出力)
静止型インバータ
INV−094(70kW)
電動空気圧縮装置
(圧縮能力)
消音型レシプロ式
HS−10
(1000L/min)
台車 軸梁式軽量ボルスタレス台車
KD−305 KD−305A
空調装置
(製造/出力)
屋根置き形ユニット方式
CU-19E (三菱製/10500kcal/h)
4台/両
編成番号
モ6422

ク6522
6422系 Mi30 6430 6530
Mi31 6431 6531

モ6432

ク6532
6432系 Mi22 6422 6522
Mi23 6423 6523
Mi24 6424 6524
Mi25 6425 6525
Mi26 6426 6526
Mi27 6427 6527
Mi28 6428 6528
Mi29 6429 6529
Mi32 6432 6532
Mi33 6433 6533