記事記述:2015.03.25
記事更新:2015.03.26

 汎用特急車両16400系YS01が、車体更新と定期検査を終え、3月25日の夕刻から運用復帰した。


3月26日の1708列車の仕業に就く16400系YS01。
【2015.03.26 17:43頃 橿原神宮前】


今回の車体更新での主な改良点は・・・
 1) 喫煙コーナーの設置
 2) 前照灯をハロゲンから高輝度LEDに変更
 3) 電気連結器を1段から2段に変更と、それに伴うスカート形状の変更
 4) 座席・内装の変更
 5) ボルスタレス台車へのヨーダンパーの装備
 6) 座席発売表示灯の新設
 7) 先頭連結面の注意喚起装置の装備
 8) 保安灯火類(戸締灯など)のLED化
となっている。

基本改造内容は16600系Aceに準拠としているが、2)のLED採用と6)座席販売灯は近鉄グループでは初採用となる。
また4)の座席・内装は26000系『さくらライナー』のレギュラーカーとほぼ同じとなっている。
3)と7)は16600系と装備を同じくしたための装備と思われる。
5)のヨーダンパーは16400系新製時から元々実装されていたもので、営業運転開始前に撤去されていた。それが復活したことになる。



フロントマスクの変化。右画像が改造前、左画像が改造後。ヘッドライトの調光や2段になった電気連結器とそれに伴う
スカートの形状変更が見て取れる。





モ16401の吉野方に新たに設けられた喫煙コーナー。16600系とは違い、窓高さや埋められた窓の面積の多さが目立つ。


ヘッドライトは16600系とは異なり、高輝度LEDを採用。
近鉄グループでは初採用となる。
プロジェクターが一穴に2個見て取れるが、外側がロービーム、
内側がハイビームとなっている。



故障通報灯、戸締め灯は6200系更新車と同じくLED灯に
クリアレンズとなっている。行き先表示は今までと同じく幕表
示装置となっている。



大阪方先頭車の連結器周りのようす。電気連結器が2段に
なったと共にスカート形状が変更されている。
スカート内側には注意喚起スピーカーも伺える。



台車に取り付けられたヨーダンパー。
新製時には元々装備された状態で近畿車輌から納入されて
おり、今回の車体更新で元の姿に戻ったことになる。



客室内のようす。内装、シートは26000系『さくらライナー』と同じものにに改装されている。室内灯についてもLED化されているが、間接照明のため比較的目に優しい明るさに感じられる。画像右は車椅子スペースと車椅子対応の両開きデッキドア。


折り畳みテーブルの裏面に印刷された車内設備の案内。左下にはノートPCや携帯端末の充電等が可能であるとの表示。
実際100Vコンセントは各座席のフットレストの間にひとつ設けられており(画像右)、0.6アンペアまでの機材が接続可能
となっている。



今回初めて特急車両の機能として採用/装備された、座席発売表示灯。
右の特急券のように、座席3Aは購入済みなので『緑』のLEDが、座席3Bは購入されていないので『青』のLEDが、それ
ぞれ点灯するようになっており、乗客からも、車掌からもわかりやすい表示となっている。



モ16401の吉野方に設置された喫煙コーナー。
16600系や26000系のものと同形状であるが、コーナー内面積が若干狭くなっている。



多目的トイレ。16600系や26000系とデザインなどが統一されている。


多目的トイレの通路を挟んで設置されている洗面台/化粧台と、男子用トイレ。
これも16600系や26000系と統一されている。